こんにちは!
オンラインでギターを売買できる環境が整った昨今、ギターを送るために、梱包する機会もあるのではないでしょうか?
それでは行ってみましょう!
《手順①》弦を緩めておく
よっしゃ!それじゃあ早速ギターをケースに入れて梱包していくぞ!
弦を緩めよう!
諸説ありますが、弦を緩めておく方がいいと思います。
これは万が一ネックに衝撃が加わった時に、その被害を最小限にするための考慮です。
ギターのネックはとてもデリケートな上、弦の張力が掛かった状態では、衝撃に対してあまりにも脆くなってしまいます。
Gibson系のヘッド角がついたギターなんかは、アッサリとポキっといってしまいますね…!😭
僕の経験上、郵送でギターを受け取った際は、ほとんど弦は緩めてありました。
(例)
- ネットで買ったギターが届いた時
- メンテナンスなどで、工房に出していたギターが戻ってきた時
今までに10回以上は郵送でギターを受け取っていますが、ほぼ全て弦は緩んで梱包されていました。
しかし、面白いもので中には
楽器のコンディションキープのため、弦は緩めずチューニングを保ったまま送らせてください。
とアドバイスを下さったショップもありました。
この時のギターはテレキャスシェイプで、ネックはワンピースメイプルでした。
ワンピースメイプルは数あるギターネックの中でも突出して頑丈なので、余程の事がなければ折れません。
下手に弦を緩めてネックが反る可能性が生じるなら、チューニングをキープしたまま、ネックにとって最良の状態で送らせてください!
との事でした。
確かその時は梅雨だったので、ネックも動きやすい時期だったんですよね。
僕の中で、ギターを送る時は弦を緩めるのが当たり前!って決まっていたので
って新鮮でした。
せっかくなので、バチバチにオクターブチューニングまで合わせて、ビシッと調整してもらい、レギュラーチューニングの状態で送ってもらいましたよ!
梅雨時期でしたが、ネックは反ることなくストレートをキープしていましたね!
とまぁ、ワンピースメイプルのような強固なネックは緩める必要は無いかも知れません。
ですが、ネックはデリケートなので、基本は緩めるようにするのがベターでしょう。
《手順②》ケース内にプチプチ等を敷き詰める
弦を緩めて、ケースにギターを仕舞います。
出来れば郵送でギターを送るのであれば、ハードケースが望ましいでしょう。
しかし、純正の付属品がソフトケースだったりする場合もあると思います。
その場合は、しっかりと梱包を行いましょう。
さて、ケースにギターを収納したら、衝撃吸収材を入れていきます。
こんな感じで、ケースにギターを入れたらスキマをプチプチ等で敷き詰めます。
運送中にケース内でギターが動いてしまって、破損するのを防ぐためです。
加えて、僕はフレットの保護のために、弦に紙を挟み込むようにしています。
ヘッド周りも隙間があるようなら、プチプチで包むのも良いでしょう。
ペグ等の保護になります。
《手順③》梱包状態を写真に撮っておく
梱包が終わった後のケース内を写真に撮っておきましょう。
万が一、トラブルがあった時に役に立つかも知れません。
ケースを閉める前に、スマホでポチッと撮っておきます。
《手順④》ケースごと段ボールに詰める
僕が利用する工房さんでは、ケース本体もプチプチで包んでくれます。
そして、梱包用の段ボールは、継ぎ接ぎで用意することも出来ます。が、
面倒な場合は、ギターやベースの梱包専用の段ボールが市販されてますので、それを購入するのも手です。
最近、これを買って使ってみたんですが、良かったですよ!
段ボールにケースを入れたら、スキマなくプチプチや梱包材を入れます。
段ボール内でケースが動かないようにしましょう!
これで、段ボールの外からの衝撃を和らげる効果も期待できます。
そして、しっかりとテープで止めて完成!
《まとめ》ギターを郵送で送る際はしっかりと梱包しよう!
ジャン!これであとは集荷を待つだけですね!
ということで、いかがでしたでしょうか?
しっかりと梱包する事で、楽器を郵送する際のトラブルを防ぐことが出来ます。
それでも、トラブルは発生してしまうかも知れません。
そんな時のために、梱包状態もしっかり写真に残しておくことをオススメします。
しっかり梱包もせずに、トラブルが発生した時に運送会社さんだけに責任を追及するのは筋違いです!
最近は運送会社さんも、トラブルを防ぐために色々工夫して下さっています。
僕のウチにギターを集荷に来てくれるイケイケマッチョなヤマトのにーちゃんは
「こっち側が指板ですね!他の荷物に当たらないよう特に気をつけます!」
なんて言ってくれます。
なんて返すと
「楽器はもともと全然知らなかったけど、最近の宅配事情に合わせて、勉強しています」
とのこと。
無論、今までトラブルなし!
僕らも自分たちで出来る対策はしっかりしていきたいものですね!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!